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コンサルタントコラム

松浦 清徳

2014.03.14
住宅総合保険の家財と明記物件


住宅総合保険の家財の補償には、『明記物件』というものがあります。
これは、30万円以上の貴金属、宝石、絵画、骨董などを
通常100万円を上限に補償してくれるもので、事前に申告が
必要です。

ただし、明記物件では宝石のついてない高級時計などは補償されません。

それらは通常の家財として補償に入っています。
例えば、100万円の時計を持っている場合、家財補償を1000万円で加入すると、
時計100万円+その他の家財900万円 で1000万円までの補償という事になります。

時計に限らず、電化製品や家具など年齢や生活スタイルの変化や
お子様の成長によって家財の金額も変化します。
火災リスクをきちんと避けるためにも、家計決算時や火災保険の更改時に
家財も試算し直しましょう。

宝石などは、鑑定書や領収書などがあれば、保険金支払いもスムーズです。

保険には、支払われる項目が指定されているという
デメリットがあります。
保険加入時には、どんな時に出るのか、出ないのか、
どうすればスムーズに保険金が受けれるか、などを確認しましょう。

もちろん、資産の増加によって、リスク保有できる幅も
大きくなってきますから、
資産管理とリスク管理を同時に考えて
最適な手段を取りましょう。

松浦清徳
 

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