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コンサルタントコラム

中西 亮太

2024.02.29
制度の特徴を理解し活用しましょう


今年から新NISA制度がスタートし、証券口座開設数も例年に比べ増えているというニュースも目にします。

みなさまも制度活用を始められているのではないでしょうか。

新NISAは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」が併用できるのが特徴の一つで、
それぞれ選択できる商品が異なっています。
現在の対象商品が、投資信託協会・金融庁にてそれぞれ公表されています。

2024年2月28日現在で、
成長投資枠対象投資信託が1,878銘柄。
うち、つみたて投資枠対象商品が254銘柄となっています。
上場投資信託(ETF)・上場投資法人(REIT等) 対象商品リスト302銘柄 
うちつみたて投資対象銘柄7銘柄となっています。

今年に入っても対象商品が追加となっていますので、今後も定期的に更新されるようです。

つみたて投資枠対象商品は、投資信託273銘柄 ETFが8銘柄となっています。

同じ商品でも成長投資枠とつみたて投資枠のどちらでも対象となっている商品もありますし、
銘柄名が異なっても投資対象が同じ商品があります。

成長投資枠の買付方法は一括買付と積立投資が選択できますが、
つみたて投資枠の買付方法は積立投資のみとなります。

制度が拡充されしっかり活用をしていきたいですが、
対象商品は更新され、成長投資枠・つみたて投資枠でそれぞれ対象商品が異なり(両方対象となる商品もある)
買付方法も異なるなど、なかなか複雑な仕組みとなっています。

ご自身で制度を理解し、証券会社の特徴も理解し活用するのはハードルが高いと感じます。
しっかりと伴走してくれる存在が重要となり、
我が家の家計と照らし合わせて活用することが、さらに大切になってくるのではないでしょうか。

不明な点は、担当者に確認を行いながら同じ方向を向いて進んでいきましょう。

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