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コンサルタントコラム

松浦 清徳

2023.11.12
相談の基本は


基本はライフプランと家計決算

 

家計の相談の目的とは、【資産形成と資産管理により、不足の無い老後の生活ひいては相続を行う】事です。

まず行う家計管理は、収入と支出の相対関係の正常化からです。

支出が収入を上回る方は、会員様の中にはおられないと思います。

ここでの問題は、余裕金額が何パーセントあるかです。

比較対象は物価上昇率となります。 物価上昇率が余裕金額率より高いと

いずれ家計ショートしてしまいます。

家計決算時もしくは最初にしっかり確認し、必要なら対策を取りましょう。

 

 ライフプランに将来の希望を組み入れて、未来家計図を作成しますが、

まず家計管理(収支管理)を作り、現状を把握しましょう。

例えば住宅購入を将来考える場合など、いくらまで住宅ローンが組めるか、

返済はいくらまでが可能か、大まかな予測ができます。

ちなみに、現在の銀行での住宅ローン基準は、大まかに収入の30%から35%

だそうです。手取り換算では収入の20%前後が年間の住宅ローン支払い可能金額となります。

しかし!

住宅ローン返済期間内に、お子様の学費・親・兄弟に係る費用などが発生する事が

あるやもしれません。

お子様の学費は、ある程度の計画がたちますね。その準備も含めてローン返済を

考えましょう。

 

そうすると、もうお気づきでしょうが

  • 家計の現状
  • 将来の支出予定を把握・準備(収入予定含む)
  • ライフプランの作成による計画づくり
  • 家計決算による計画との比較検証・修正(反省)

と、このような流れになります。

 

今は世界情勢も不安定であり、今後の経済もその影響を受けるでしょう。

確実性の薄い時代を生きていく為に、

進むべき道を示す【ライフプラン】と

誤った道へ行かない為の【家計決算】を活用しましょう。

 

松浦清徳

 

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