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コンサルタントコラム

松浦 清徳

2022.06.15
物価上昇今昔


物価上昇今昔

 

先日のテレビニュースで、米国の映像が流れていました。

米国の方々に、現在の物価上昇についてのインタビューでした。

日本での同じテーマでのインタビュー映像も見ましたが、

大きく違っていたのは、【表情】でした。

 

不安そうな表情でインタビューに答える日本人。

「値段が上がっているよ」と言いながらも、そんなに不安そうではない

アメリカ人。

物価上昇率は米国の方がはるかに高いのに、です。

 

ふと、思い出したのが、かつてのバブル時代。

物価がガンガン上がっていましたが、収入もガンガン上がっていました。

つまり収支のバランスはそんなに悪くなかったのです。

現在の米国も似たような傾向です。

物価上昇率が8%超でも、収入上昇率プラス預金金利で対応できれば

生活苦にはなりませんね。

 

対して日本は、バブル期とは違い、物価が上がっても収入が上がらない、

金利も上がらないという状況ですね。

デフレと言われていた時期は、なんとか生活水準を保っていけましたが、

今後の生活維持には、さらなる智恵が必要です。

 

「3人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります。

1方向からの考えではなく、色んな方向から考えれば智恵もでてくる

という教えです。また、知恵者やその事に詳しい人に聞く、

という意味もあります。

 

この物価上昇をご自身の考え方も柔軟に、コンサルタントの考えも利用し、

悲観せず、他者に責任を押し付けず、乗り切りましょう!

 

松浦清徳

 

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