コンサルタントコラム

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慣れ

人の持つ性質に「慣れ」があります。

慣れとは、同じ経験を何度も繰り返したり、長く経験する事で、その状態や変化に順応してしまうことです。

つまり変化を当たり前と思うようになり、それが当然のように振る舞うようになります。

 

生活の中に潜んだ多くの「慣れ」があります。

お金を使う事に「慣れ」てしまい、節約ができない。

そんな家計をもつ家庭が多くあり、その為にそれが普通と刷り込まれた顧客様もいます。

 

「自分達は苦労しても子供には好きな事をさせたい。」

そんな考えをもつ家庭で育った子供は、その考えに「慣れ」てしまいます。

はたして幸せでしょうか。

 

決められた収入の中で生活していく。

それ自体は悪くありません。　しかしいつまでも苦しい家計に慣れてしまって、

それが当たり前になっている。

「お金が貯まらない」という言葉が口癖。

そんな暮らしに「慣れ」てしまって、文句やグチは言うけど本当に抜け出せない。

「慣れ」から出る事は、それはそれは努力のいることなのです。

それだけ「慣れ」とは恐ろしいものです。

 

この先、物価上昇が起こった時に、私たちは今の生活の「慣れ」から

叩き出されます！

その為に「覚悟」と「準備」が必要です。

将来の生活を確保するために、本当の意味で「変化に対応」していきましょう。

 

松浦清徳