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コンサルタントコラム

柿原 裕美

2018.12.21
ニーサ(NISA)のおさらい③


NISAの5年間の非課税期間が終わったら、

口座内の金融商品を

①翌年の非課税投資枠に移すか、

②課税口座に移すか、

又は、

③売却することを選択することができます。

「③売却する」を選択した場合の注意点をおさらいしましょう。

NISA口座で購入した株式や投資信託等が値上がりしている場合、

その値上がりによる利益(譲渡益)は非課税になります。

通常は、譲渡所得として約20%の税金が課税されます。

例えば、NISA口座で投資信託を100万円購入し、

売却時には150万円に値上がりしていたとします。

通常であれば、

値上がりによる利益50万円に税金がかかります。

復興特別所得税を含めると20.315%の税率ですから

500,000円×20.315%=101,575円

約10万円の税金がかかります。

売却時の手取り金額は140万円をきっていしまいます。

これが、NISA口座であれば150万円受け取ることができます。

(ただし、売却時の手数料等は考慮していません。)

これこそが、NISAのメリットですね。

注意が必要なのは、値下がりしているときです。

売却時に値下がりして損失が出た場合でも、

他の口座(一般口座や特定口座)で保有している金融商品の

配当金や譲渡益との相殺(損益通算)はできません。

NISA口座の譲渡損は、税金の計算上なかったことになってしまいます。

さて、「③売却する」を選択しますか?

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