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コンサルタントコラム

中西 亮太

2018.06.14
【ぱなし】からの卒業


マネーバランスの相談では、
我が家の「お金・時間・使い道を予算化」するツールであるライフプランを作成します。
そしてライフプラン(計画・目印)を実行に移した後の、「結果の検証」が重要となります。


保険に加入する・・・
ローンを組む・・・
積み立てを始める・・・
運用を開始する・・・
一時金を預ける・・・

金融を活用する際の多くが入り口で終わりという現状。
出会ってその場で結果を求め、その後はなしのつぶて・・・では意味がありません。

ライフプランも立てて終わりではなく、
【ライフプランが実行できているかの検証=家計決算】が重要となります。
「使い道」が・・・「思い通りで満足かどうか」を家計簿とライフプランで検証

「収入と支出」が・・・計画通りかどうかを損益計算書とライフプランで検証

「今と将来」が・・・予定通りかどうかを貸借対照表とライフプランで検証

することで、計画と現実とのギャップを確認し、

「使い道の修正」や「使う金額の調整」や「遊んでいる資産の有効活用」が可能になります。

逆に、やりっぱなしの入り口だけだと、計画と結果にどんどん差が開き、何度も何度もムダな金融商品を選択したり、やり直し、遠回りをすることにつながります。
「今やめると損ですよ」と言われたというお話は良く耳にしますし、
長い間、検証せずに、いざというとき使えなかったという経験、
加入していることや、保有していることすら忘れている保険や貯金。
このような経験は、どなたでもあるのではないでしょうか?

年に1度の我が家の家計決算で立てっぱなし、買いっぱなし、やりっぱなしを卒業し、
お金の良い習慣を身につけましょう。

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