コンサルタントコラム
2017.01.15
マネーバランスチェック③「目的」と「手段」
お腹がすいたのでピザを食べることにしました。
道路を挟んだ向かいにピザ屋があります。
左手には横断歩道、右手には歩道橋、目の前の道路に車は走っていません。
さて、どうやってピザを手に入れますか?
①道路を突っ切る
②横断歩道を渡る
③歩道橋を渡る
④宅配を頼む
①を選んだあなたは・・・早いけれど危ないですね。
②を選んだあなたは・・・やや安全ですが信号の待ち時間がありますね。
③を選んだあなたは・・・安全ですが階段を上る体力がいりますね。
④を選んだあなたは・・・楽で安全ですが待ち時間とお金がかかりますね。
このゲームで気づいていただきたいのは、
手段にはメリットとデメリットがあるということです。
目的は、ピザを食べることです。
どうやってピザを手に入れるかは手段です。
メリットとデメリットをよく考えたうえで自分にぴったりな方法(手段)を選ぶ必要があります。
貯蓄、運用、ローン、保険などの金融商品も手段です。
「家計にゆとりを作る」「お金に困らないようにする」
「老後の資金を作る」などの目的を達成するための手段です。
ですので、保険商品、ローン商品、貯蓄商品、運用商品という手段にも
それぞれメリットとデメリットがあります。
デメリットを管理してメリットを活用することができれば
家計にゆとりを作る有効な手段となります。
目的に合った商品選びをしていけるよう
それぞれの金融商品のメリットとデメリットを
まずは知ることが重要です。