コンサルタントコラム
2016.11.12
目的と手段が一致していることの強み
米国の次期大統領選挙では大本命が敗れ、
イギリスでは国民投票により、EUを離脱することが決定、
そして広島カープのリーグ優勝など
今年ほどサプライズの多かった年は、かつて無かったのではないでしょうか。
そのようなサプライズが起こるたびに、世界中の株式や為替は大きく揺れ動き、
その動きにつられ、慌てて売買をした個人投資家も少なくありませんでした。
「音楽が鳴り止むまで、ダンスを踊り続けなくてはならない」
アメリカ大手金融機関の幹部が、リーマンショックによるバブル崩壊が
起こる直前に発した言葉です。
今はバブルだと分かっていても相場が上昇する間は、市場に参加して
利益を上げ続けなければならない、ということです。
金融機関も一企業であり、株主に報いるために利益を最大化しようとするのは
いたし方ない部分もあると思います。
私たちの家計に当てはめてみるとどうでしょううか?
マネーバランスクリニックグループの経営理念にもあるように、
人生の夢や希望を実現するために、人生設計(ライフプラン)を通じて
「お金と時間と価値観」の3つのバランスをとります。
総合相談されている会員の皆様は、人生の夢や希望という「目的」を基準に、
金融という「手段」を活用しています。
なので、膨大な情報や環境の変化に振り回されることなく、
自分の判断基準で行動できる「強み」があります。