コンサルタントコラム
2016.04.24
家計簿も簿記の一種
「人間の精神が産んだ最高の発明の一つ」
ドイツの文豪ゲーテは「簿記(複式簿記)」をそのように述べました。
簿記とは、お金やものの出入りを記録するための手段です。
その目的は、決算書を作って
「儲け」や「財産」を明らかにすることにあります。
「儲け」は損益計算書で
「財産」は貸借対照表でわかります。
家計簿も単式簿記といわれる簿記の一種です。
その目的は、家計決算書を作って
「貯蓄可能額」や「貯蓄とローンのバランス」を
明らかにすることにあります。
「貯蓄可能額」は家計損益計算書で
「貯蓄とローンのバランス」は家計貸借対照表でわかります。
ところが、家計簿をつけているのに
家計決算書を作っていない方がいらっしゃいます。
これでは、せっかく家計簿をつけても
家計のゆとり作りはできません。
ゆとりのお金を生む5つのチェックシートのうちの2つが
「家計損益計算書」と「家計貸借対照表」です。
家計決算書を作って、家計改善を始めませんか?
広島では、環境の変化に強い家計づくりのための
「家計管理ゼミ」が開催されています。
講師は、家計決算指導員の藤原智子さんです。
お友達を誘って、参加してみませんか?