コンサルタントコラム

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顧問先様の事務所に届いたFAXのお話です。

3千万円まで、金利1.03%で10年固定、しかも使い途は自由で融資します。

銀行から追加融資が下りない。
金利引下げに応じてもらえない。
資金繰りに困っている。

という経営者にしてみれば、すぐに飛びついてしまいがちですが注意が必要です。

金融商品には、安全性・収益性・換金性という３つの性質があります。
これら３つを全て満たす金融商品は、この世に存在しません。

視点を変えてみる事も大切です。
 貸金業者の経営者の立場で考えると、見ず知らずの企業にこんな破格の条件で融資を続けていると、
いずれ返済が滞る会社が出て、経営が危うくなるのも時間の問題です。
また、破格条件の融資資金をどうやって調達するかも疑問です（ニセ札刷るしかない⁈）。

融資保証料やデータ削除料として融資前にお金を振り込ませ、その後連絡が取れなくなる詐欺が横行しているようです。

お金の基本原則を身に付けることで、お金絡みの犯罪から身を守ることが出来ます。