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コンサルタントコラム

杉本 博文

2014.08.25
子どもNISAに期待


今年、少額投資非課税制度(NISA)が導入され、
所得の確保、老後資金作りに活用されている方も多くいらっしゃいます。

少額投資非課税制度(NISA)は、20歳以上の方が開設できますが、

19歳以下の方も非課税で投資ができるように、
少額投資非課税制度(NISA)の子ども用にあたる
子どもNISAが、2016年から導入される見通しとなりました。

投資上限額は年間80万~100万円、
運用期間は19歳までで、
20歳になった時点で通常のNISAに切り替える。

口座は親権者が管理し、17歳までは払い出しはできない。

公社債を中心に運用する投資信託もメニューに加わる見通し。

第2子、第3子については、
政府がなんらかの特典を付与することも検討しているほか、
中学進学時、高校進学時の11歳、14歳のときも
1年間だけ限定で払い出しを認める可能性がある。

など、
子どもNISAの枠組みは現在、
金融庁などが詰めている段階です。

子どもNISAは、親世代、祖父母世代が子や孫のために、
長期の教育資金を準備するために活用されそうです。

教育費の準備方法として、選択肢が広がることはとてもいいことですが、

大事なのは、たくさんある準備方法から、
家計の状況や目的に合わせ、
自分に合った方法を選ぶことです。

経済状況や家計状況が変化する中、
自分に合った手段選びができているか
いま一度見直しをしてみましょう。

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