コンサルタントコラム
2026.09.25
65歳からの資産活用と保全
65歳からの資産活用と保全
先日、顧問先様より「今ある資産を将来困らないように分散して管理したい。」との
ご要望がありました。
また、iDeCoの再加入と確定拠出年金(企業DC)の利用についても
併せて考えたいとの事。
iDeCoの再加入については2026年12月1日改定されますので
70歳未満まで加入でき、掛金の拠出も可能です。
加入には、いくつかの要件と会社側が必要な手続きを行なう必要があります。
企業型DCとiDeCoのコスト負担と税制面の優遇を比較すると
企業型DCの方が企業が費用負担をしている分が得になります。
・企業型DCは、マッチング拠出の制限が撤廃され、従業員が自分の意志で拠出額を増やすことができるようになる。(マッチング拠出とは、会社掛金に加え個人が追加拠出できる制度。)
・企業型DCは掛け金の全部または一部を会社負担となる。
・iDeCoは個人が掛け金の全部を負担する。
・企業型DCの拠出限度額が引上げられ、従来の月2.3万円から月6.2万円に増加。
・2026年12月1日より企業型DCは社長が従業員を雇わない場合でも導入可能で、社長も企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入できるようになる。
となります。
相談された顧客の場合、
70歳まで就労されますし、年所得はつみたて投資枠が利用可能なだけは
確保でき、現在の資産をNISA成長投資枠で運用る事ができます。
iDeCoの再加入条件には合致していなかったため、企業型DCになります。
さて、老後の資産をどのように振り分けるかですが、
資産が減る状況とは
・インフレによる通貨価値の下落(日本の場合、為替リスクに端を発したインフレを含む)
・運用した場合は、政治経済等による基準価額の下落
・金利下げによる、預金価値の下落
・不景気等で不動産価値の下落
などが考えられます。
それらを避けながら、資産を保全していく必要があります。
収入がある年齢、就労をやめた後の収入と年齢。
毎年の支出(価値観と暮らし方)、病気などのリスクヘッジ(保険)
それらを組み込んで
資産の分散を行いました。
暴落した場合のリスクヘッジも考えてポートフォリオを
組んであります。
個々によって資産分散内容はかわります。
しっかりと相談して納得のいく老後資産・保全を行いましょう。
松浦清徳

