先頭に戻る

コンサルタントコラム

中西 亮太

2026.03.12
NISA貧乏???


最近、「NISA貧乏」という言葉を目にするようになりました。

みなさんも目にしたことがあるかもしれません。
将来の資産形成のために投資を始めたはずが、投資額を増やしすぎた結果、
日々の生活費が圧迫されてしまう――そんな本末転倒の状態を指す言葉だそうです。

背景には、2024年から始まった新しいNISA制度の存在があります。
非課税で投資できる枠が大きく広がり、資産形成を後押しする制度として活用できる一方で、
「せっかくの枠を使い切らないともったいない」という意識が先行し、
無理をして投資額を増やしてしまうケースも見られるようになったことです。

しかし、改めて確認しておきたいのは、NISAはあくまで制度であり、
将来の資産形成を行うための手段の一つに過ぎないということです。
制度そのものが目的になってしまっては、元も子もなくなってしまいますね。

会員のみなさんはご存じで、実践されていると思いますが、
まずは、ご自身・我が家の生活設計・家計管理を行い、計画を持って資産形成を行うことが大切です。
そして毎年の家計決算を行い、時間とお金の使い道を確認し資産形成のペースを毎年確認していれば、
NISA貧乏に陥ることはありません。

情報が簡単に得られてしまうから手段先行に陥っている方が増えているのでしょう。
若者も含め、しっかりと金融リテラシー、マネーバランスを学ぶことが大切ですね。

制度は変わります。
5年後、10年後にはNISA制度はまた変わっているかもしれません。
その都度制度に振り回されるのか、我が家に合わせて制度を活用するのか。
どちらが良いか、会員の皆さんは自然と選択されているはずです。

【前ページに戻る】