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コンサルタントコラム

杉本 博文

2025.04.27
2025年大阪・関西万博


開催期間

2025年4月13日(日)~10月13日(月)の184日間。


開催場所

大阪府大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)地区。
夢洲は大阪湾に位置する人工島で、万博開催のために整備されました。


テーマ

「いのち輝く未来社会のデザイン」(Designing Future Society for Our Lives)。

このテーマは、個人が自身の望む生き方を追求し、
可能性を最大限に発揮できる持続可能な社会を国際社会が共創していくことを目指しています。
具体的には、格差や対立、AIやバイオテクノロジーの発展、長寿命化といった社会課題への対応、
そして「幸福な生き方」への問いを投げかける万博として位置付けられています。


サブテーマ

「いのちを救う」(Saving Lives),
「いのちに力を与える」(Empowering Lives),
「いのちをつなぐ」(Connecting Lives)。


見どころ

世界158の国と地域、9国際機関が参加し、各国のパビリオンで文化や技術を体験できます。
最先端技術の展示や体験、本格的なエンターテインメント、EXPO COMMONSなども魅力です。
「シグネチャープロジェクト(いのちの輝きプロジェクト)」も展開されます。

会場には、高さ12メートル、
周囲約2キロメートルに及ぶ世界最大級の木造建築物「大屋根リング」があります。

毎日様々なイベント(水上ショー、アート、音楽、ダンスなど)が開催される予定で、
イベントカレンダーの確認が推奨されています。
会場内は全面的にキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、コード決済)が導入され、
現金は使用できません。
現金決済を希望する場合は、事前にプリペイドカードを購入する必要があります。


チケット

公式サイトのチケットインフォメーションで購入できます。
チケット購入後、入場までの流れは公式サイトで確認できます。
QRコードを提示して入場し、券種によっては本人確認が必要となるため、
身分証明書を持参する必要があります。


開催目的

2020年東京オリンピック・パラリンピック後の大阪・関西、
そして日本の成長を持続させる起爆剤とすること。
地球規模の課題に取り組み、世界各地から英知を集める場として機能すること。
持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献、国家戦略Society5.0の実現を目指しています。
経済波及効果は約2兆円と見込まれています。


万博における技術革新は、人々の生活を様々な形で変容させてきました。
その影響は、万博開催時における直接的な体験から、
開催後の社会全体への波及効果まで多岐に渡ります。


1. 新技術・製品の誕生と普及

過去の万博では、数々の画期的な技術や製品が発表され、その後広く普及しました。

例えば、
1851年のロンドン万博では蒸気機関車が展示され、鉄道の利便性が世界に示されました。
1876年のフィラデルフィア万博では電話やタイプライターが登場し、
1970年の大阪万博ではワイヤレステレホン(携帯電話の原型)、電気自動車、動く歩道、
缶コーヒーなどが注目を集め、社会に浸透していきました。
2005年の愛知万博ではAEDが紹介されました。

これらの例は、万博が新技術・製品の発表と普及の触媒として機能してきたことを示しています。

2025年の大阪・関西万博でも、AI、ロボット技術、XR技術、超高速通信(IOWN)など、
最先端のデジタル技術が活用される予定です。
AIによるパーソナルエージェント、多言語自動翻訳システム、
デジタルチケットやキャッシュレス決済、アバターを通じたバーチャル万博参加など、
デジタル技術が来場者の体験を向上させ、万博運営を効率化すると期待されています。

これらの技術は、万博終了後も社会全体で活用される可能性があり、
我が家の家計に大きな変化をもたらすかもしれません。


2. 社会課題への取り組み

万博は、時代ごとの社会課題への対応を反映したテーマを設定し、
解決策の模索や議論の場として機能してきました。

例えば、
1970年の大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」、
2010年の上海万博は「より良い都市、より良い生活」 でした。

2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、
格差、対立、AI・バイオテクノロジーの発展、長寿命化といった課題への対応、
そして「幸福な生き方」への問いが投げかけられています。

SDGs達成への貢献やSociety 5.0の実現も目指しており、
持続可能な社会の実現に向けた取り組みを促進する役割が期待されています。

万博会場は、「未来社会の実験場」として、新しいアイデアや技術の実装・検証の場となります。 

様々な企業や団体が参加し、共創を通じてイノベーションを促進する取り組みが展開され、
リアルとバーチャル空間の融合、データ活用による健康管理システム、遠隔医療など、
未来の社会システムが示される可能性があります。


3. 国際交流と文化交流

万博は、世界各国のパビリオンが集まる国際交流の場であり、
異なる文化や技術に触れる機会を提供します。
各国が自国の文化や技術をアピールすることで、
国際的な認知度向上や技術・商品の世界市場への進出を促進する効果が期待されます。

2025年大阪・関西万博でも、世界各国のパビリオンが設置され、
文化交流や最新技術の展示を通じて、国際的な理解と協調を深めることが期待されています。
多言語翻訳システムなどのデジタル技術を活用することで、
言語の壁を越えた交流が促進される可能性もあります。


4. 経済効果と地域活性化

万博は、開催地への経済波及効果をもたらし、地域経済の活性化に貢献します。
観光客の増加による消費支出の拡大、関連産業の活性化、雇用創出などが期待されます。
インフラ整備による地域住民の生活利便性向上も期待される一方、
物価上昇や万博終了後の雇用維持といった課題への対応も重要です。

「拡張万博」という概念に基づき、
万博開催期間だけでなく、開催前・開催後も経済効果が持続するような取り組みが推進されています。


注意: 実際の状況は様々な要因によって変化する可能性があります。


万博で紹介される様々な技術などが、
いつの間にか我が家の家計にゆとりをあたえ
それにより生活様式なども変わっているかもしれません。
毎年の家計決算で変化を感じ対応していくことも重要です。

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