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コンサルタントコラム

山本 あゆみ

2025.02.06
「増え始めている?介護事業者の倒産」


みなさま、こんにちは。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

高齢の親や配偶者が元気に暮らしていると、

「介護はまだ先のことだから…」

と思ってしまいがちではありませんか?

高齢になればいつ認知症が始まり、

介護が必要になってもおかしくありません。

介護が必要になったとき、

在宅での暮らしか、施設での暮らしなど、

その時にどんな暮らしを望まれますか?

 

在宅での暮らしの場合、

自宅で受ける介護サービス(訪問介護)や、

施設に通って受ける介護サービス(通所介護)、

宿泊して受ける介護サービス(ショートステイ)をはじめ、

さまざまな介護サービスを受けることができます。

介護レベルや条件によっても異なりますが、

たくさんの介護サービスがあり、

事業所によりサービスの内容もさまざまです。

すでに介護サービスをお使いになっている方や、

今後利用を考えたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

高齢化社会が進み介護サービスは増加している中で、

最近では経営難に陥る介護事業者が増えています。

東京商工リサーチの倒産調査によると、

「2024年の介護事業者(老人福祉・介護事業)の倒産が、過去最多の172件に達し、

これまで最多だった2022年の143件を29件上回ったとのこと。

「訪問介護」が過去最多の81件、

「デイサービス」も過去2番目の56件、

有料老人ホームも過去最多の18件と、いずれも増加しています。

 

最近では、2024年度介護報酬改定で訪問介護の報酬が引き下げられた影響や、

物価高に加え、人手不足が深刻なため職員を確保できず、

倒産に追い込まれるケースも目立っているようです。

 

我が家でも…義母を担当して下さっている訪問介護のヘルパーさんから

一本の電話がありました。

訪問介護サービスが3月で終了することになり、

ケアマネージャーさんが次の事業者を見つけて下さっているという報告でした。

突然の報告に戸惑いながら…

別の事業者を探して頂くようにお願いをしました。

 

我が家では訪問介護のヘルパーさんが身の回りのことや安否確認も含めて、

近くで見守って下さっているからこそ、

離れていても仕事と生活とのバランスが取れています。

 

老人ホームが倒産した場合はどうなるのでしょうか?

介護施設を別の運営会社が引き継ぐ場合は、

入居者はそのまま生活を続けることができるかもしれませんが、

入居基準・条件の変更や介護サービスの内容変更などが予想されます。

介護施設の経営が引き継がれない場合もあるかもしれません。

介護施設が閉鎖になった場合は、

家族が入所できる新たな介護施設を探すことになります。

 

寿命が延びて定年退職後の人生は、

20年から30年以上もの時間を過ごすことになります。

 

全く備えていないうちに急な「介護」が発生してしまった場合、

ライフプラン、家計の収支、お仕事や働き方など

さまざまな変化が起こりやすく、

家計の収支も大幅に悪化する可能性もあるかもしれません。

 

充実したセカンドライフを送るためには、

老後にどう過ごしたいのか、

どれくらいのお金がかかるのか、

いくらまでお金をかけられるのかシュミレーションを行い、

事前に準備しておくと安心ですね。

 

生活費のほかに、旅行や趣味など楽しむための費用や

臨時出費のための予算、

病気や介護費用・葬儀費用も含めて

ご家族で話す時間を作ってみましょう。

 

介護には想定した以上の時間と費用がかかる場合も考慮しながら、

毎年のご家族の変化も家計決算で確認し、

将来に向けて備えていきましょう!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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