コンサルタントコラム
2019.12.11
家計決算書の見方③家計貸借対照表
「家計貸借対照表」では資産と負債の時間管理をします。
資産と負債は「短期」「中期」「長期」「超長期」に分けることができます。
お金の管理はお魚の管理と一緒です。
今から調理するお魚は・・・まな板の上。
明日調理するお魚は・・・冷蔵庫。
1週間後に調理するお魚は・・・冷凍庫。
1年後に調理するお魚は???缶詰!!
お魚をいつ調理するかによって保管方法は違いますね。
お金もモノやサービスといつ交換するかによって保管方法が違います。
3年先に使うお金は「短期資産(たとえば現金や預貯金など)」
5年先に使うお金は「中期資産(たとえば債券など)」
10年先に使うお金は「長期資産(たとえば株式など)」
30年先に使うお金は「超長期資産(たとえば不動産など)」
お金をいついくら使うのかは、初年度相談で作った「キャッシュフロー表」で確認できます。
マネーバランスクリニックの「家計貸借対照表」は左から右に時間が流れています。
「キャッシュフロー表」とそろえているのですね。
「キャッシュフロー表」で左(現在)から右(将来)に向けてお金と時間を計り、
「家計貸借対照表」で右(将来)から左(現在)に向けてお金と時間を管理します。
昨日は冷蔵庫に入れたお魚が今日はまな板の上にあるように、
お金も「超長期」から「長期」「中期」「短期」へと使う時期に応じて移していきます。
資産と負債の時間管理はできていますか?
家計決算で確認してくださいね!