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コンサルタントコラム

杉本 博文

2019.11.09
家計決算書の見方② 家計損益計算書


「家計損益計算書」で年間の収支の確認をします。

収入は「勤労収入」と「不労収入」に分けることができます。

人が傍楽(はたらく=傍を楽にする)と「勤労収入」が得られます。

パパやママの給与収入や事業収入ですね。

お金が傍楽と「不労収入」が得られます。

利子収入や配当収入、不動産収入ですね。

「不労収入」は「運用成果の方程式」で検証します。

運用成果=元本×利回り×時間

元本が多く、利回りが高く、時間が長いと運用成果は良くなります。

「勤労収入」を「運用成果の方程式」に当てはめて考えると

勤労収入=人数×時給×時間

「だれが、いくらで、どのくらい傍楽ができたのか」を検証します。

人数が多く、時給が高く、時間が長いと「勤労収入」は多くなりますね。

 

支出は「息る支出」「生きる支出」「活きる支出」に分けることができます。

「息る支出」は息をしておくための支出。

最低限の暮らしを守るために税金や社会保険料を支払っていますね。

制度の変化の影響を大きく受ける支出です。

「生きる支出」は基本生活費。

食費や水道光熱費は、経済や社会環境の変化の影響を大きく受けます。

「活きる支出」は活き活きと暮らすための支出。

教育や住居など価値観が表れる支出ですから、自分の変化が大きく影響します。

支出は「制度・環境・自分の変化」を検証します。

 

計画した収入が得られましたか?

計画通りの支出でしたか?

家計決算で確認してくださいね!

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