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コンサルタントコラム

中西 亮太

2019.10.01
変化への準備と対応


10月1日からいよいよ消費増税となりましたね。
数日前から様々なニュース番組でも、増税カウントダウンということで特集も組まれ、ご覧になったからも多いのではないでしょうか。
ただ、ポイント還元率の登録に関する問題など、早速トラブルも起こっているようですね。

今回は消費増税と同時に、軽減税率の導入やポイント還元制度、
還元率の店舗によっての違いや、決済サービス会社によっても違いがあったり、
すべてを網羅するのはなかなか簡単ではなさそうですね。

マネバラ会員のみなさんはこの消費増税に合わせて、
駆け込み購入をされず、変化に対応する準備はできてる方がほとんどではないでしょうか。


売り手側は、経営計画や生産計画、販売計画など計画を立てています。
購入する側の私たち生活者が、無計画だと知らない間に相手の計画の中で踊らされてしまうという結果になってしまいます。
まして今回は国が、消費増税きっかけで景気に悪影響が及ばないように、
ポイント還元を行いながら、キャッシュレスの定着を図っている背景もあるので、
余計、我が家の基準を持つことが重要となりそうです。

マネバラ会員の皆様は我が家の「計画」持ち、
いつ・いくら必要なのか、我が家の収支の予算もとに生活をされています。
消費増税という一つの変化も、「さぁ明日からスタートします」と急に始まったわけではなく、
事前にわかっていたことですから、対応する準備ができているということですね。

これからは計画ももちろん大切ですが、
キャッシュレスの便利さやポイント還元のサービスに左右され、
家計に大きな影響を与えてしまわないように管理も重要な鍵になります。

家計管理がうまくいかない家計が増えてしまい、それが表面化し「キャッシュレス・ポイント還元の落とし穴」という題で
家計への影響をワイドショーの特集で観る日が来るかもしれないですね。

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