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コンサルタントコラム

廣瀬 貴宜

2019.09.23
金融資産が底をついてしまうことが分かったら・・・


もし、20年後わが家の金融資産が底をついてしまうことが分かったら…

もし、100歳まで思い描いている支出を続けた場合、1億円の赤字になるとしたら…

あなたならどうしますか?

 

私たちマネーバランスクリニックの総合相談では、

まず初めに「現状分析」を行います。

 

家計の現状と人生の理想像を線で結んだときに、

わが家の金融資産がどのように推移するのか?を確認します。

 

これまで、体験相談を含め数多くの現状分析をさせて頂きましたが、

約90%の家計で金融資産は100歳まで持たず、途中で底をつくことになります。

 

原因は家計の数だけありますが、

最近の傾向は、

夢・希望に満ち溢れた支出を盛り込み過ぎてしまい、というよりも

それほど贅沢な支出を望んでいないにも関わらず、

給与や公的年金などの所得が伸びないことや、

現時点で貯蓄ができていないことなどが挙げられます。

 

また、100歳まで金融資産が黒字化するという結果が出た家計も、

果たして、本当にその通り推移可能なのか?の検証が必要になってきます。

 

所得を多めに見込んでいたり、支出を少なめに見込んでいたり、

そもそもその支出項目が頭に無かったということもあります。

 

また、物価上昇率を考慮せず(インフレ率0%)に試算すると、

現実とはかけ離れた良い結果が出てしまいます。

 

現状分析は、とても大切な初年度相談のファーストステップです。

より精度の高い分析ができるよう、

担当コンサルタントにしっかりと相談してください。

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