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コンサルタントコラム

廣瀬 貴宜

2019.04.15
キャッシュフロー表から見える景色⑤~レジャー費~


2017年4月から、マネーバランスドクターがお客様に提供する

キャッシュフローソフト「新未来家計図」の保守管理と、

全国のマネーバランスドクターに対して、

ソフトの入力指導を担当させていただいております。

 

相談が始まったばかり!という方、

相談を開始してずいぶん経つけど、未だにキャッシュフローの見方がよく分からない!という方、

すでにキャッシュフローはマスターしてるよ!という方、様々だと思いますが、

改めてキャッシュフローの見方や考え方についてご紹介させていただきたいと思います。

 

今回は「レジャー費」についてお話します。

レジャーと聞くと、休日に家族でキャンプに出かけたときの費用や、

何年かに一度の家族旅行をイメージされるのではないでしょうか?

 

もちろん、それらもレジャーですが、

その他にも外食費や冠婚葬祭費、交際費もレジャー費に該当します。

また、ご主人様と奥様それぞれにかかる費用(お小遣い、スマホ代、通勤費、被服費、化粧品代、習い事費など)も

ご主人様費用、奥様費用として別々の予算として考えます。

 

なぜ、別々に予算計上するのかというと、

マネーバランスクリニックの基本的な相談の流れは、

初めに、ご夫婦がともに100歳まで元気に長生きしてもお金に困らないプランを作成します。

 

次に、100歳まで元気に長生きプランを基に、ご主人様か奥様のどちらかが途中、

万一(亡くなる)もしくは、寝たきりになった場合のキャッシュフローを確認します。

その場合の、不足保障額を少しでも正確に算出するために、

ご主人様が元気だから発生する費用、奥様が元気だから発生する費用として、

別々に計上していただくのです。

 

明日はどうなるか分からないから、将来のことを考えても仕方ないと仰る方がいます。

私たちの明日は「元気」「万一」「その他」のどれかに該当します。

ご夫婦ともに100歳まで長生きしたら…

ご夫婦どちらかに万一があったら…

ご夫婦どちらかが寝たきりになったら…

を同時に考えることで、わが家の金融のムダ・ムラ・ムリを省くことができます。

 

次回は「保険」「ローン」「金融資産」についてお話しします。

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