コンサルタントコラム
2018.06.16
「家計」に利益を出すための 「家計」決算書の使い方
いつもお世話になっている税理士が主催する、経営セミナーを受講しました。
タイトルは「利益を出すための決算書の使い方」
自社の決算書から、いかに利益を出すための手段を読み取るか?というテーマでした。
再確認できたのは、経営も家計も根本は同じだということ。
企業は年に一度は必ず、損益計算書と貸借対照表という決算書を作成します。
なぜ、決算書を作成するのか?
決算書を作成することは、企業の義務だからです。
決算月には年に一度の決算をして、納税額を明らかにします。
なので、企業は義務として決算書を作成しますが、肝心なのはその後の活用ですが、
それができていない中小企業経営者は多いようです。
家計も同じですよね?
家計簿を付けているだけでは・・・
去年の収支が把握できているだけでは・・・
現在の資産と負債の状況が分かっているだけでは・・・
家計の改善にはなりませんし、
いつまでも、お金の不安が解消されることはありません。
現状を知ることは重要ですが、より大切なのは、
わが家が、今後どうありたいか?の具体化です。
現状把握ができ、将来をどうしたいのかが具体的になっていて初めて
家計決算書から、問題点や解決策が発見できるようになります。
企業と違い、家計の決算は義務ではありませんが、
企業と同じように、年に一度「家計決算書」を作成されることをお勧めします。