コンサルタントコラム
2017.11.15
保険の卒業
「保障」とは・・・あらかじめリスクを予測し準備をしておくこと。
保険とは・・・数ある保障方法のうちの一つです。手段にしかすぎません。
例えば、今、仮に100億円の現金があったとすれば、
遺族の生活資金のために保険を掛けるでしょうか?
授業や相談時にお聞きすることですが、
みなさんの答えは「NO」です。
また、仮に、毎月500万円の家賃が入る不動産の経営をしていたとすれば、治療費を保険で賄う以外、ほかに方法がないのでしょうか?
万が一の場合・・・というアバウトな表現で、あいまいにしているリスクを具体的に書き出すと、3つのリスクと9つの準備に分かれます。
それを【保障の守備範囲】といいます。
3つのリスクについてです。
① 収入の保障(準備)・・・
「死亡時」・「生存時」・「就労不能時」に分かれます。
言い換えれば、「万が一」・「退職・失業時」「障害・介護の状態」となります。
特徴としては、いずれも「一時金」で準備する必要がなく、
「分割」で、例えば、利子所得や配当所得、不動産所得などの準備も可能ということです。
②損失の補填・・・
自動車・住宅・身体を「元に戻す」という意味のリスクです。
車両が事故のため壊れてしまった。家が火災で焼失した。
身体の治療のための費用などです。
これらは、一時金で補てんする必要もありますが、
高額なものと少額なものに分かれ、高額なものほど、保険のメリットが活用できます。
最後に、
③賠償の責任・・・
人に対する、物に対する、生産物に対する損害賠償が考えられます。
いずれも、一時金での賠償が求められ、また、高額なものも多いため、
保険が大いに活用できると考えられます。
このように、【リスク発生時の負担方法】も考え、
保険で準備するのか、金融財産で賄うのか、資産から生まれる所得で
負担していくのかを考えることによって、「ムダな保険からの卒業」が可能となります。
我が家の保障が、今どのように備えられているかを毎年確認することで、保険の卒業につながっていきます。
みなさんは保険の卒業へのステップアップできてますか?

