先頭に戻る

コンサルタントコラム

中西 亮太

2016.04.10
新たなる門出


4月は新たなスタートのシーズンですね。

私の会員様の中にも、お子様が新生活をスタートされる方がいらっしゃいます。
 親元を離れる子、学生生活を終えスタートを切る子。
寂しい気持ちを抑え、わが子の更なる成長に期待し、送り出そうとする姿を見せていただき、私も将来同じような立場になる身として、感慨深いものがあります。

3月末に私の所属する「広島県中小企業家同友会」の新入社員研修にて講師を務めさせていただきました。
4月から入社する新入社員に向けて、社会人として仕事をしていく中で、必ず向き合うお金について話をしてほしいという、うれしい依頼をいただいたのです。

延べ3日日間に及ぶ研修の参加者は、106名(37企業)でした。

とても初々しい新入社員のみなさんは、
 研修二日目の夕食後という疲れのピークの中で、真剣に耳を傾ける方、お金のこと?と難しい顔をしていたり、こっくりこっくりしている方と、様々でした。

お金とは?はたらくとは?可処分所得とは?相互扶助について、
 社会・経済の変化、所得のこと、支出のこと・・・。
 約1時間の私の話の後、グループ討論を行ってもらいました。

グループ討論中には質問が出たり、積極的に意見交換をしていたのが印象的でした。

グループ討論のまとめを拝見すると、
 仕事をするということ、これからの所得に関すること、親への感謝の気持ちなど、様々な感想や、これから取り組みたいことが書いてありました。

研修終了後、次のスケジュールまでの時間のない中で、数名の方が名刺交換に来てくれました。後日その方々に、感謝の気持ちとこれからのエールをお礼状として送らせていただきました。

先週、その中のお一人から返事のお葉書が届きました。

「4月から新たなスタートを切り、日々充実した日々を過ごしています。研修でお話しいただいた、【お金と働くことの意味】を考えながら自分にできることから頑張って参りたいと思います」

といううれしいお便りに、あらためて講師を引き受けさせてもらって良かったという思いと、いつかどこかで再会することがあるならば、それまでに私も成長しておきたいと思わせてもらう、身が引き締まる出来事でした♪

 

【前ページに戻る】