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コンサルタントコラム

松浦 清徳

2015.07.16
相続で引き継ぐ


~相続で引き継ぐ

ネイティブアメリカンのことわざに、「自然は先祖からの贈り物ではなく、
子孫からの預かりもの」というものがあります。
預かったものを、そのまま子孫へ返す。素晴らしい考え方だと思います。

身近で考えると私たちの資産も、親から自分へ、そして子供たちへと引き継がれて
いきます。
お金や物だけでなく、人との繋がりも含めてバトンを渡すのです。
子孫からの預かりものを、きちんと受け継ぎ続けていくためには、
資産管理・危機管理といった基本を知ることが大切です。
そして知恵を使い、時々にあった仕組みを利用していきましょう。

相続のことを考えるときに、まず相続税の事が頭に浮かぶ方も多いでしょう。
しかし・・・
相続が起こる前に、自分の位置を確認しておくことが大切です。
両親、叔父叔母、兄弟、子供、甥、姪など、つながりのある家系図を
書いてみましょう。
相続には、二次相続や三次相続があります。離婚をして子供がいる場合には、
普通養子縁組、特別養子縁組があります。
自分の位置を確認することで、資産を引き継ぐ流れを知ることができます。

そして自分のやってきた資産形成や資産管理・危機管理を、子供たちに引き継いで
もらう事もとても大事なことですね。
そうすることで、さらに子々孫々へ引き継がれていくことができます。

松浦清徳

 

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