コンサルタントコラム
2019.12.19
伝える側と受け取る側~今昔~
伝える側と受け取る側~今昔~
情報や法律、日常会話に至るまで、ほとんどのやり取りは
「伝える側」と「受け取る側」に分かれます。
正確に伝え、受け取れれば良いのですが、往々にして食い違いが
起こります。
一番多いのは、伝える側が「言った」のに受け取る側が「聞いてない」
というものです。そしてそれは、トラブルにつながる事もしばしばあります。
現在、私たちの生活に、ネットでの取引がどんどん入ってきていますね。
これからの生活の中で注意が必要なのは、受け取る側に回る場合、
正しく受け取っていないと、不利になる事があるという事です。
つまり、伝える側(売る側)は、正確な文章で私たちに伝えて
いますが、受ける私たちは、その内容を熟読し理解しているでしょうか。
ネットでの取引の場合、受ける側が読もうが読むまいが、【同意します】の
ボタンをクリックすれば、伝えた事が決まります。
対面取引では、説明を「言った」、「聞いてない」といった水掛け論に
なることも、ネット取引では、【同意した】という意思決定が明確になります。
これまで以上に契約時などは慎重に。
松浦清徳