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コンサルタントコラム

杉本 博文

2019.04.23
マネーバランスチェック㉑ 国・企業の保障とのバランスを調整する


みなさんは保険料をいくら支払っていますか?

死亡保険や医療保険などの生命保険料と自動車保険や火災保険などの損害保険料だけではありません。
健康保険や年金保険などの社会保険料も保険料です。

みなさんは社会保険料をいくら支払っているでしょうか?

給与明細や源泉徴収票で確認してみてください。
所得税や住民税などの税金の負担よりも大きくなっていませんか?

では、その社会保障制度をしっかり理解し活用できているでしょうか?

日本はすべての国民が公的医療保険に加入する義務を負う国民皆保険制度をとっています。
協会けんぽ、組合健保、国保、後期高齢者医療制度で対象者や給付内容が異なる部分があります。

また、日本に住んでいる20歳以上60歳未満の者はすべて公的年金制度の対象者になる国民皆年金制度をとっています。
保険料を納付し一定の要件を満たすと、老齢・障害・遺族給付が受けられます。

さらに、国の準備とは別に企業が準備してくれている福利厚生制度や退職金制度もあります。

保険を見直す時には、国・企業の保障とのバランスを調整してください。
国の準備、企業の準備を確認し、足らずを個人で準備するのです。

そうすることで、保険料比較だけではできない保険のムダを省くことができます。

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