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コンサルタントコラム

中西 亮太

2019.02.05
書きにくいけど書かなきゃいけない鳥とお金の話


今回は少しお客様のお話を。
(お客様の許可を得て掲載しております)

表題は私が担当している、ブランシュリー・ドリアンの店主 田村さんが
昨年11月に出版した本「捨てないパン屋」の最終章で書かれたタイトルです。


広島で三代続く老舗パン屋のブランシュリー・ドリアン。
数々のメディアの取材を受け、
「働かないパン屋」や「焼かないパン屋」、「旅するパン屋」というタイトルで
取り上げられることが多いドリアンさんですが、もちろん働かれてますし、パンも焼かれています笑

しかし、タイトル通り旅はされています。

2003年、お店に手伝いとして入り、
2011年、田村さんはこれまでの業態に疑問を持ち、留学を決意されます。
それはフランスを拠点にヨーロッパを回る旅でした。

この留学で考え方、働き方の違いに衝撃を受け、
これまでの在り方を180度変え、今のドリアンのパン、営業形態に辿りついたといいます。


本人は「手を抜く」という表現をされますが、
全く手を抜いているということではなく、
これまでとはスタイルを変え、
ドリアンのお客様のために最高の素材で美味しいパンを焼くことに注力をされているということ。


毎年、一定期間お店を休業し、日本を離れ旅をされます。
一昨年はヨーロッパ、昨年はモンゴルに行かれていました。
環境を変え、現地の食文化に触れ、技術をブラッシュアップされることで、
お客様(常連さん)に喜んでいただけると信じて。
私も旅から戻られた田村さんの話を聞かせていただくのが、楽しみの一つになっています。

田村さんの捨てないパン屋の極意は著書にて確認していただくとして、
田村さんの信念は私たちマネバラにも通ずるものがあるなと感じるのです。


それぞれの業界には、やはり流行りというものが存在し、それはやがて古くなってしまう。
しかし、時流に乗ることなく「美味しく存在感のあるパン」という基本をブレずに続けていく。


私たちも、世の中の仕組みや、経済の変化、新商品など、
流行りとは少し違うかもしれませんが、様々変化する中で、
変わらず会員様のためにどう在るべきかを追い続けたいと思います。

「捨てないパン屋」この本の最終章で、マネーバランスクリニックのことも触れてくださってます。
ヨーロッパを回っている時に感じたこと。
お金に関する知識をこの国の人たちは持っている・・・
だからヴァカンスも取れているし、どこか余裕も感じさせる・・・

帰国をして注意して周りを観察すると、やはりいる。
その人たちに聞いてみると、みんな「お金の勉強はした方がいいよ」と言われる。
そんな時、身近に余裕を感じさせる方に相談すると、マネーバランスクリニックを紹介されたそうです。
当然、田村さんは「怪しいな。ネーミングからして怪しい・・・」と思いながら、体験相談を申し込まれそこで私と会いました。

これまでは、地図を持たず山道を歩いていていたようなもので、
真っ暗闇をひた走ってるのと同じだったと気付かされ、
それが今では地図があり「頑張るだけだ」と前向きになり、得体のしれない不安感もなくなり、
梅雨明けの青空のようなスッキリした気持ちで仕事に邁進できると書いてくださっています。


ドリアンのパンの味は田村さんの人柄もひとエッセンスとして加わっていると、私は思っています。

そんな田村さんの人柄はRCCラジオ「おひるーな」の木曜日レギュラーとして
出演されているので興味のある方は聴いてみてください♪

 


 

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