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コンサルタントコラム

廣瀬 貴宜

2019.01.27
キャッシュフロー表から見える景色③~活きるための支出~


2017年4月から、マネーバランスドクターがお客様に提供する

キャッシュフローソフト「新未来家計図」の保守管理と、

マネーバランスドクターに対して、

ソフトの入力指導を担当させていただいています。

 

総合相談をされている皆様の中には、キャッシュフロー表の見方は分かるよ!

という方もいらっしゃると思いますが、おさらいを兼ねて、

改めてご紹介させていただきたいと思います。

 

今回は「活きるための支出」についてお話します。

活きるための支出は…

住居費、教育費、お子様への援助、耐久財、レジャー費の5項目に分けています。

 

「住居費」はその名の通り、すまいに関わる費用です。

現在、家賃8万円/月の賃貸住宅に住んでいるけど、

5年後に3,000万円のマイホームを、金利2%で30年返済のローンを組んだ場合の

シミュレーションを見たいといった場合や、

子ども達が独立したので、現在保有中のマイホームを2,000万円で売却し、

夫婦2人にちょうど良い広さの1,000万円のマンションに住み替えた場合に

わが家の家計がどうなるのか?知りたいといったケースなど、

様々なシミュレーションができます。

 

続いて「教育費」ですが、学校教育費のみならず、

お小遣い、スマホ代、被服費、塾代や、歯科矯正の費用も計上します。

つまり、子どもが巣立てば要らなくなる費用が、ここに当てはまります。

子どもへの教育費が不要になったら、次は自分自身への教育費を

予算化してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、過去30年間の消費者物価指数は約2倍の伸びに留まるのに対し、

大学授業料は、国立大学で15倍、私立大学で4倍と大きく上昇しています。

なので「教育費」の物価上昇率は、まだお子様が小さい場合は、

ほかの支出項目に比べて高めの設定にしておくことをお勧めします。

次回「耐久財」「レジャー費」についてお話します。

 

キャッシュフロー表の見かたについて

「こんな風にしてくれたら分かり易い!」

「ここがよく分からない!」などございましたら、

お気軽に担当コンサルタントにお伝えください。

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