コンサルタントコラム
2018.11.05
マネーバランスチェック⑰ 株式・債券を正しく認識する!
株式や債券は預貯金と同じく金融の仕組みのひとつです。
金融とは
「お金を集めて活用したい人とお金を殖やしたい人との取引(お金の融通)」
のことです。
預貯金や債券、株式は
お金を殖やしたい人にとってはお金を貸す方法(資金運用手段)です。
預貯金は紙幣や硬貨のまま銀行に保管されているわけではありません。
預貯金という形で銀行などに貸したお金は、
貸付金や債券、株式の形でさらに会社に貸し出されています。
銀行などが貸す相手や貸す期間を管理するため、
貸出金利や配当、値上がり益から中間手数料を差し引いて利息を支払います。
債券という形で国にお金を貸すと国債、県や市などの地方公共団体にお金を貸すと地方債、会社にお金を貸すと社債です。
貸す期間は債券によって決まっていますが、貸す相手は自分で決めます。
満期まで貸出金利を受け取ることができます。
株式という形で株式会社にお金を貸すと「経営参加権」「配当請求権」「残余財産請求権」を得ます。
その権利によって配当と値上がり益が期待できますが、
会社の業績によっては配当もなく値下がりすることもあります。
貸す相手と貸す期間は自分で決めますが、相手が成長できるだけの期間が必要です。
株式や債券を正しく認識してより多くの利息や配当、値上がり益を手に入れましょう。