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コンサルタントコラム

松浦 清徳

2018.11.05
情報から考えよう!


情報から考えよう

 

みなさんはニュース以外に何から情報を得ていますか?

現在、様々な情報の収集方法がありますね。

そこで得た情報を、「ふ~ん、そうなのか」で終わらせず、

少し深く考えてみましょう。

 

今の世界経済は、【グローバル】と言われ、

縦横ナナメに絡み合って動いています。

日本に関係ないような事でも、巡り巡って私たちの生活に

かかわってきています。

例えば、先月、東南アジア諸国連合(ASEAN)では、

労働者の最低賃金が上がる傾向であるというニュースが

日経新聞に載りました。

「これって私たちに関係あるの?」

と思われますが、多くの日本企業が生産拠点を持っている

ASEANでの企業経費アップですから、

生活にも、資産運用にもかかわってきます。

 

さらに、それが生産性の伸びより人件費が上がるとなると、

問題です。 

それ以外の新興国でも、米国の利上げによる自国通貨安で

輸入品が値上がりし、国民保護のため最低賃金の値上げになっています。

当然、企業経費が上がれば、商品の価格が上がります。

 

消費(物価)と所得と企業効率が一定の距離を保って、つまり

物価上昇と収入アップが生産性との良い関係を保って

行われていれば良いのですが、どれかが先行しすぎると、

必ず経済にとってのマイナスに働きます。

 

上記は一例です。

世界が動くときに、私たちは「何に」「どのような」対応をしていくのか。

それも【変化に対応する】ということになりますね。

コンサルタントとしっかり相談しておきましょう!

 

松浦清徳
 

 

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