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コンサルタントコラム

廣瀬 貴宜

2018.10.24
キャッシュフロー表から見える景色①


昨年の4月から、マネーバランスドクターがお客様に提供する

キャッシュフローソフト「新未来家計図」の保守管理と、

コンサルタントに対して、ソフトの入力指導を担当させていただいています。

 

総合相談をされている皆様の中には、キャッシュフロー表の見方はバッチリ!

という方もいらっしゃると思いますが、おさらいを兼ねて、

改めてご紹介させていただきたいと思います。

 

まずは氏名欄です。

基本的に現在、同居されている方の氏名・年齢が記載されていますが、

例えば2年後に子どもが欲しい場合、2018年の下に「マイナス2歳」と表示します。

ペットも家族!ということで、飼い猫の年齢を表示されている方もいます。

 

次に収入欄です。

収入にはいくつかタイプがあり、

給与・事業・雑(年金)・利子・配当・不動産といった

一定期間、継続的に発生する所得もあれば、

一時(保険の満期金など)・退職・山林といった単発のものもあります。

これら生涯で得られるであろう収入をキャッシュフロー表に落としてみると、

収入の多い時期、少ない時期、全く無い時期、と不安定であることが分かります。

それが予め把握できるので、収入の少ない時期や無い時期への備えを

時間をかけて無理なく取り組むことが可能になります。

 

収入合計から「社会保険」「税金」を差し引くと手取り所得が出ます。

社会保険や税金は、国が決めることで個人の力ではコントロールできない、

というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、

「個人型確定拠出年金(イデコ)」

「企業型確定拠出年金(401K)」

「小規模企業共済」

「国民年金基金」

「住宅ローン控除」

「医療費控除」

「雑損控除」

などの制度を利用することで、ある程度の調整が可能になります。

 

次回、支出についてお話します。

キャッシュフロー表の見かたについて

「こんな風にしたら分かり易い!」

「ここがよく分からない!」などございましたら、

担当コンサルタントにお伝えください。

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