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コンサルタントコラム

松浦 清徳

2018.04.01
介護と相続


介護と相続

 

相続については、エンディングノート保有資産の試算など、事前に行われる方が増えてきています。

しかし、介護についての話し合いはまだまだのようです。

相続でもめる事例では、【介護負担】もありますので、相続対策の一つとしても、事前に話し合う事は大事ですね。

 

「相続の話は、なかなか両親に切り出せない。」と考えておられる方も多いかと思いますが、「もし、介護が必要になったらどうする?」は、話しやすいのではないでしょうか。

相続が発生する前に、起こりうる可能性があるのが、【介護】ですので、介護について、どのような希望があるのかを聞く事から始められるのも良いでしょう。

 

もちろん、ご自身の家計に与える影響も見逃せません。それを踏まえての対策を考えていきます。

私の顧問先様でも、家計の状況をお聞きする際に、ご両親の介護についても考えて頂きます。

 

その際、介護について大きく3つにわけて考えます。

  1. 軽度な場合。
  2. 入院後、家庭での介護。
  3. 入院後、施設への入居。

 

 

軽度~家庭での介護については、家族の負担が大きく、負担が偏らないようにすること。

施設や介護にきてもらう場合は、金銭面での負担についてしっかりと話し合いましょう。

それぞれに、家族状況や家計・資産状況が違いますので、一概には決める事はできません。本人の希望も聞きながら、話し合いをすることをお勧めします。

 

株式会社 徳真

松浦清徳

 

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